建築家との契約
家のデザインは、建築家の斬新なアイデアがあっていいのですが、基本的な構造についても建築家任せということになるのでしょうか。
長期優良住宅基準というものがありますが、これをベースに夫々基準をクリアしているのか確認しておけば大丈夫なものなのでしょうか。
これだけは確認しておくべき内容がありましたら教えてください。
宜しくお願いします。
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建築家と建築士、設計者、設計士など様々な言い方をされていますが
意味はお分かりですか?
デザインは意匠というのですが、絵を描くのと一緒ですね
何がいいか、という概念は確立していません
つまり趣向なのです
斬新なデザイン。というと三角形を逆さまにした家を考えたとします
それがいい。と思ったとします
しかし、その形を作ろうとしたときは一体誰が作るのでしょうか?
つまりつくる人が建築の出来良しあしが決まります
でも、間違いなく造れる形と難しい形があります
それを選ぶのは施主であり、建築デザインをしている人ですね
構造という部分は選んだ形に対して理論的に計算結果を導き合否を決めています
建築家が出来る場合もありますが、専門性が高いので実際は構造事務所に依頼する
ことが多いでしょう
此処が問題なのです
デザインは建築デザインをする人で、構造は構造計算する人という分業があるので
間違いや勘違いがあるのです
そのようなことがないように注意しておくことが重要です
それは最終的に確認申請として提出する方の名義が誰であるかですね
確認をするべき項目ですが、先ずご自身が気になる部分でしょうね
例えば、遮音、吸音などの音に関すること、断熱、遮熱などの熱に関すること
構造で言えば、何処に耐力壁があり、どのようにして力を分配しているかなど
耐震、制振、免振的な地震に対することなど。性能的な部分は理解しておくべき
ですね
法的な部分は面積、容積、高さなどです
長期優良などはチェック項目がありますので確認しておくべきでしょう
しかし、専門家でなければ相当な勉強が必要です
時間を掛けて勉強するか、信頼のおける専門家を見つけるか。方法はあります
後は努力のみですね
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