第1回:生活のリズムを確認する

こんな考え方もあるんです

“理想”を全部あげてみよう

家を建てるという夢を実現するためには、条件やコストの比較・検討と業者選び、そして自分がしたいと思っている暮らし方に対する価値観の把握が欠かせません。しかし、個人のライフスタイルが住まいにどう影響してくるのかをきちんと把握している人は少ないようです。

たとえば、「キッチンが広ければ大きな冷蔵庫が置ける」「二十年後には○○歳になっているから、バリアフリーにしておこう」など、信頼できる業者に希望を話していくうちに欲しいものは増えていきますが、家族の中にある価値観だって、決してひとつきりではありません。うっかり誰かのニーズを見落としてしまうと、新しい生活に十分な満足感が得られなくなってしまいます。

また、一見矛盾しているようですが、人のライフスタイルは次第に変わっていくものです。厳密に言えば、家は高価な買い物ですが、将来的にずっと同じ住居に住み続けるのか、何らかの事情で売却するのかはまだ不確定な未来です。だから、「これから」のために細部のスペックにまでこだわるよりも、今の自分が大切にしたいことを優先させて建てるという考え方もできるのです。

「究極を追い求める」姿勢を貫く

私たち適値.comは、「住まう人のスタイル」を尊重したサポートを行っていますが、「ライフスタイル」という言葉について考えるとき、日頃から「自分の美意識」と「品質や価格」に対して厳しい目を持つことを心がけています。それはお客さまと接して「究極を追い求める」中で得た最大のノウハウです。たとえば当社では、日本では普及していないM社製の電話機を使用していますが、接続が不可能と言われていたものを試行錯誤して自力で使えるようにしました。仕事環境という生活の一部に、こだわりを持ち込んだのです。これは「“最良”を選ぶクセ」をつけることにも繋がります。

「ライフスタイルから家づくりが始まる」と言われています。家を建てようと思っている人は、様々な事柄の比較・検証作業に入る前に、ぜひご自分の生活を振り返ってみて下さい。あなたの興味・関心がどこに向いているのか、そしてどれくらい探れるかが、今後のライフスタイルを考える指標になります。 家という夢の空間で、何より優先されるべきものは家族が愛着を持って快適に過ごせる環境です。お客さまの理想を丸ごと形にするために、常に「最善を尽くす」感覚を鍛えている私たちだからできることがあります。潤いのある生活を送るためにも、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

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