建築費の計算方法 | 家づくり相談 | 建築家と家づくりをはじめよう

質問:

お世話になります。
大変素人で申し訳ございませんが、何卒よろしくお願いします。

20坪の土地 建坪率:60% 延べ床面積:200% の土地を持って
おります。

よく見る記載が、「建築費:1坪あたり50万」などの表記なのですが、これは、延べ床面積にあたるという認識でよいでしょうか?

質問①
この土地に、「建築費:1坪あたり50万」で建てると
20坪×延べ床面積:200%=40坪分建てれる
40坪×50万=2000万
2000万で建てれるということでしょうか?
質問②
この「2000万」以外に別途の費用は発生するのでしょうか?
それとも、別途の費用も含めて「2000万」なのでしょうか?
別途発生する場合は、大体で結構ですので教えて頂ければと
思います。

 

 

写真
適値コムからお知らせ致します。

建築コストを研究しています。

坪いくらという表記は建築可能な床面積であると
思われます。

建ぺい率は建築面積ですので、投影面積となります。
床面積は投影面積ではなくて、それぞれの階層による
床部分がある面積となりますので、通常は建築面積より
大きくなります。

よって、概算として建築費を計上するのは建築可能な
床面積となります。

面積は建ぺい率によって制限されますが、同じ形で
あれば、2階、3階と階層が増やせますので、200%まで
対応できるのですが、その他の要因で高さが制限される
ことが多いです。

この辺りは具体的な建築条件を確認しておくべきと思います。

坪表記はあくまで概算として提示していることが多く、目安と
考えるべきです。
この提示だけで営業を進めていくことはトラブルになります。

また、建築工事費の各項目による費用は詳細設計による
仕様によって大きく変化します。
ゆえに仕様書という設計時条件が提示されない限り、本来
金額は提示されることはありません。

提示されているということは逆に仕様が決まっているという
ことになります。

この辺りの意志が表記されていないことや説明されていないことから
問題になることが多くあります。

特に建築費以外として諸経費、その他があります。
それは本来施主負担するものとしてあります。税金、印紙、手数料など。

坪単価に諸経費、その他費用は含まれていないことが多いです。

まずは、坪単価は一つの目安ですので、お間違えなくお考え下さい。

参考になれば幸いです。

詳しくはメールにて受け付けております。
info@tekine.com.eles.biz

適値事業部
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