16坪旗竿地への長屋建築

適値コラム

16坪旗竿地への長屋建築

さいたま市桜区で16坪の旗竿地に長屋の建築を検討しています。

この土地には現在、延床14坪弱の古家が建っていまして、
これを解体して、新たに2階建ての長屋を建築したいと考えています。

一部屋30平米弱の二部屋の長屋を、
コミコミで900万円以下でできないものでしょうか。

よいお知恵を拝借できれば幸いです。

【土地条件】
土地面積:16坪+2.4坪の共有持分
旗竿部分が6m、建設用の土地が縦6.6m×横7.3m
用途地域:第1種住宅地域
容積率:200%
建ぺい率:60%

この相談に回答しました

 

2018年 5月 7日
はじめまして。

込々で900万円以下にしたい。
面白い発想ですね
コミコミって、どんなものまでを含んでいるのでしょうか?
専門家からすれば、諸経費というものは発注者が負担するものです
設計費や工事費以外に負担金などの実費もあります

そのようなものを一切含めてしまう方法があるとしたら、
ご自身で出来ることを行う!ということだと思います

例えば、解体から自分で行い、産業廃棄物処理費や実費でかかるものすべて
ご自身で行う。
材料や建材もご自身で購入して取り付ける
当然、安全面や施工できないこともありますので十分気を付けて、配慮して
行わないと事件や事故になります

当然、時間が掛かりますが、ご自身で行うことでコスト的なことは時間と
切り離して考えることが出来るかもしれません

アメリカなどではDIYで出来ることは自分でやる。というのが普通なので
時間とやる気があれば可能でしょう

其処までは出来ない。という場合
先ずはプランを考えて、見積を取ることをお薦めします
3社以上見積をとり、何が違うのかを見極めて、ご自身で出来ることと
出来ないことを区分けします

そのような配慮を行い、実際に作るときにいくらになるのか。という
実際の出来るイメージづくりをしていくことが出来れば自分の予算
範囲で出来ることもあると思います

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コメント

  1. 大槻 健 より:

    ユーザーの返答 2018年05月07日
    takのプロフィール写真 @design works.Inc様

    回答、ありがとうございます。

    「できることは自分でやる」というのは大変納得できます。

    ハウスメーカーさん数社への問い合わせもし、ラフな最大価格も提示頂きました。

    解体一つとっても、最大150万円と言います。
    ハウスメーカーさんも、解体は専門業者に出すでしょうから、
    だったら、その分は自分で依頼することで、実コスト+仲介手数料は抑えられます。
    既存の植木や、エアコン等、自分で処理できたら、その分の見積もりも下がるでしょう。

    このように削っていけるものは削っていったとしても、
    建物の設計、土台づくりや建築そのものは、専門の業者にお願いしなくてはなりません。
    そのとりまとめも必要です。

    自分でやればコストが下がるといっても、
    素人がやったら時間がかかりすぎたり、品質が不十分というのでは意味がありません。

    それらをわかった上で、
    自分がイメージしている建物を、どのようにローコストで実現していくか。
    それにトライしてみたいのです。

    引き続き、検討してまいります。
    ありがとうございました。

  2. 大槻 健 より:

    Transparent_2x2@design works.Inc
    返答をみました

    そうですね、一般の方がどのようなことが出来るか?
    ここがポイントですね
    例えば、解体工事で150万円とします
    その見積の内容を確認します
    見積の内容が余り無い場合はスケジュールだけでも聞いてみます

    業者さんが関与する場合は自分が出来そうな部分があるか、聞いてみるのも一つの方法ですね

    建築というのは自分で理解するにはかなりの時間が掛かります
    失敗もありますし、ケガもする可能性もあります

    専門家に頼むべき部分はどこかを、専門家と一緒に想像出来ること
    が重要です

    しかし殆どの専門家はそのようなことを嫌がるでしょう
    それは教える手間と完成度の低さや問題が多くなるからです
    殆どの方が断念してしまうのがこのポイントですね

    2018年 5月 8日 15:06

  3. 大槻 健 より:

    @design works.Inc
    私どもが支援している分離発注は建材と労務を分けることから
    始まります
    それだけでもかなりコストを圧縮できます

    しかし、施主支給とは施主側が責任負担を理解できることなどが
    重要となります
    メーカー保証や保険で対応するなどの対応が必要です

    実際にメーカーや建設会社に依頼したものでも保険で対応不可
    と言われたものは殆ど直せないということも実情です

    ゆえに自分で購入して、自分でつくれたら、原価に違い金額に
    なりますね

    ローコスト住宅を応援する
    tekine.com.eles.biz
    2018年 5月 8日 15:06